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スタイルズ荘の怪事件 [Christie]

スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

  • 作者: アガサ クリスティー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2003/10
  • メディア: 文庫
内容(「BOOK」データベースより)
旧友の招きでスタイルズ荘を訪れたヘイスティングズは、到着早早事件に巻き込まれた。屋敷の女主人が毒殺されたのだ。難事件調査に乗り出したのは、ヘイスティングズの親友で、ベルギーから亡命して間もない、エルキュール・ポアロだった。不朽の名探偵の出発点となった著者の記念すべきデビュー作が新訳で登場。

クリスティーファンなら誰もが知っている処女作ですね。
そしてあの偏屈小男のエルキュール・ポアロのデビューですね。
すごくやられた!というほどでもないと感じたのはきっと私が他のもよく読んでいるから。
ヘイスティングズとのやりとりもどこか説明口調です。
ポアロの奇行や、へんな癖もはじめてだから仕方ないのですが。
さて話に入ると、スタイルズ荘の女主人が毒殺されてしまいます。
それも専門的な殺され方です。ストリキニーネでものすごいけいれんを起こして。
(ストリキニーネは特徴的なけいれんを引き起こしますからね)
容疑者は今の若い夫、先夫の連れ子の長男夫妻、次男、後見人となっていた若い女性、
それに毒薬に詳しい博士、若い夫のいとこの家政婦みたいな人。
最後の人は、事件の数日前に女主人となぜか喧嘩をして家を出ていってしまいます。
どうやら原因は若い夫にあり、その男を毛嫌いしているのです。(いとこなのにね)
そして「何か事件が起こるかもしれない」とヘイスティングズに警告を。
そして...最初に疑われた容疑者はもちろんその若い夫となるのです。
でもポアロは「今、彼を容疑者と決め付けるのは間違っている」と。
そして、彼の絶対的なアリバイがあり、彼の容疑は外れるのでした。すると誰?
警察ってなんか犯人に踊らされているみたいだなーと思う展開が続きます。
長男夫婦にも何か秘密がありそう、そして次男は医学を志していたにも関わらず、
(ストリキニーネには必ず気づくはず!)母は自然死じゃないかと話し出したり、
後見していた娘は何かに悩んでいる様子だし、とみなさまやはり秘密があります。
そして、ポアロはいつものごとく、なにもかーもわかっているのです。
だけどちょっと手ぬるいかな?もっと秘密にして、ズバリ言い当てるほうがスッキリする!

アガサクリスティーは薬剤師として病院で働いていました。
その知識が豊富に表れる作品です、彼女の前半の作品では多いですよね。
つまり、実際にできるのでは?と錯覚してしまいます。
そして、あの愛すべき卵型の頭のひげ面の小男のデビューです。
私はなんだかんだいっても、このおじさんに魅了されてしまった一人なのでした。


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